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  • 執筆者の写真TAKU OFC

【ボクたちの桑原拓②】吉田真弓さんの場合

更新日:2022年8月3日


――ボクシング、桑原選手との出会いは?

 MMA道場にいる知人から「試合を見ませんか?」と誘われたことが、格闘技と触れ合うきっかけでした。それからその道場に週1,2回、3年位通うようになってキックの試合なども見るようになりました。 でも、ボクシングは「あしたのジョー」の世界というか、少し泥臭いイメージがあって近づかなかったんです(笑)。 でも井上尚弥選手のTVを見て、しゃべり方も上品ですし、試合もきれいでイメージが変わりました。それで大橋会長のインスタをフォローするようになって、桑原選手を知ったんです。

――どうしてファンに?

 大橋ジム自体もハングリーイメージではありませんが、その中でも桑原選手の「かわいらしさ」(笑)に惹かれてインスタをフォローして試合を追いかけるようになりました。でもコロナなどありなかなか試合がなくて。

――今は京都から東京まで応援に来られていますね。

 湊義生選手との試合で、後楽園ホールに初めて足を踏み入れました。独特の雰囲気ですね(笑)。試合は衝撃的で、本当に心が熱くなりました。

――桑原選手の魅力は何でしょう?

   ボクシングは本当に打撃の職人技だと思います。その中でも桑原選手は、足ですね。フットワークでリングを広く使って、軽やかに飛ぶように動く。見とれてしまうほどです。それに、桑原選手の人柄にも惹かれます。

――印象に残る試合は?

 日本タイトルマッチです。あの時は時間が止まってしまいました。私はどこかで「拓選手はパンチをもらわない」と思っていたんです。ボクシングは危険と隣り合わせの競技だとわかっていたのですが、本当には「理解」していなかったのです。

 ボクシングは命に関わるものですし、彼自身の人生なのだから、復帰のことも、軽々に「頑張って」とはいえませんでした。

 でも、3月に彼は帰って来てくれました。 もうその時は、「自分のためだけに頑張ってほしい、打たれずに勝ってほしい」それだけを願っていました。 結果は1R30秒の見事なKO勝利で、びっくりするやらうれしいやら。 帰りの新幹線の中ではずっと余韻に浸っていました。「京都から往復4時間半かけて試合30秒、早すぎます!でも嬉しい悲鳴です」と伝えたら、「一瞬で終わってごめんなさい」と応えてもらえました(笑)。 本当に丁寧で、人間性も素晴らしい方だと思います。

――これからの期待は?

 桑原選手の素晴らしい動き、職人的技が好きで応援してきて、だんだん彼の甘いもの好きで食べるのが大好きなキャラクターや、誠実で丁寧な人間性を知り、今では親戚のおばさんような気持ちになっていて、危険ないように頑張ってほしい、という面があります。 そして、やはり日本チャンピオンになって世界へ羽ばたいてほしいと思う。 7月の試合でも、試合会場にすごく重いパンチの音が響いて、パワーアップしているな、写真を見ても肉体改造がスゴイな、と思いました。

 私も「拓Tシャツ」を着てMMAの道場に行って、試合動画を仲間に見せて宣伝しています(笑)。みんなも「すごい選手だ」って驚いてくれますし、解説したりして盛り上がっています。 今、選手として、とてもいい感じで上がってきていると思いますから、このまま走っていってほしいです。

10月に東洋太平洋タイトルマッチが決定との事。 こんなに早くチャンスが到来するとは、驚きと喜び、そしてドキドキとワクワクで一杯になっています。去年のタイトルマッチが拓選手を確実に強くしたのでは、と思っています。 それを10月に確信に変えてくれると信じて応援し続けます!

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